​タイマイについて

タイマイの背中の甲羅は成長に伴って瓦状に重なっていきます。つまりタイマイの甲は木の年齢のように、紙1枚くらいの層が重なり合い、甲の厚みを形成しています。この1枚の厚みは産地によりまちまちで、キューバ産、アフリカ産は厚く、フィリピン、インドネシア産は薄いというのが定説になっています。

甲羅の1枚1枚の層の中には、コア(水分を通す管)があり、何十枚という厚みの甲があっても共通のコアは決してありません。

さらに、タイマイの甲には保温力があり、温めると自由に曲がるという特性があります。この特性はコアのためであることが科学的に証明されています。こうしたことから、タイマイの甲(べっ甲)は、現在までのところ人工では作りえない、複雑な構造であることが証明されています。

 日本では、沖縄県の石垣島などでタイマイの増養殖の研究が進められています。